2015/01/14

【雑談】柔軟にキャラ変更を

先日二回目のらいぶを終えました



楽しかったです代々木バーバラさんありがとうございました。
前回のeggman tokyo eastでの反省をいかして臨んだステージでしたが、改善された点とそうでなかった点、また新たな課題がみえてまいりました。なんじゃかんじゃ言ってもスタッフの方はちゃんと見て聞いて感じてますからね、しっかりフィードバックかけさせて頂きました。神谷さんありがとうございました。大沢できるもんさんもありがとう。

ギターの音色の意図を明確に

前回の箱でも言われたことで、今回もちゃんと聞いてくれた方は引っかかるポイントが同じだった。前回同様、生ギターっぽさがないというか、豊かさがないというか、みたいな感じ。
僕が今使っているのはYAMAHAのLシリーズ「LJ6」6万円程度のエントリーモデルでYAMAHAらしいプレーンで繊細な音というよりかは若干中低域の厚みを出して作られたって話だけど、まあ細かいことはよくわからない。きれいなボディとネックが気持ちよくて即購入した黒いアコースティックギター。エントリーモデルとは言え、YAMAHAの品質管理には定評があるみたいで、品質のばらつきが少ないと聞く。どこのメーカーか忘れたけど、全く同じ品番のアコギを引き比べて、音色に素人でもわかるくらいの違いがあったことがあるので、ギターっちゅうのは職人さんのクオリティ、まあ要するに企業の品質管理能力にとても左右されるものだろう。だからまあ悪い奴じゃないんだよLJ6は。ちゃんと弾いて触って選んだ奴だし、YAMAHAだし、きっと問題はないんだ。おそらくポイントは3つで、ピックアップ、弾き方、ギターの弾き込み具合。
まずピックアップに関して、知識なさすぎるのであとでゆっくりググりたいと思うが、LJ6はパッシブタイプで、ラインで送る前の音色を調整することが出来ない。カッタウェイがなく限りなく生ギターに近い(というかほぼ生ギター)なので、ラインで送るにはEQ、こんぷれさ等で調整するべきなのかもしれない。まあ持ってるんだけどね。あえてDIのみでやったらどうなるんだろうって試してみたんだけど、やっぱり2回とも音楽に真剣な人たちに聞いてみて同じような意見を頂いたってことは、そうなんだろうと思う。次のステージはべりんがーのあれをかましたパターンで挑戦したい。
次に弾き方。僕はストロークも指で弾く。ツメが痛い。まずこれどうにかしたい。で問題の音だけれども、やっぱりピックとはストロークしたときのボリュームが違う。音の輪郭もはっきりしていて、逞しく、そして艶やかなイメージある。ピックをよくなくすので指でいいや的な浅い考えだったのだが、ここは使い分けてもいいかもしれない。当然、指にも指の良さがある。限りなくゼロに近いボリュームを出せるのは指、というか皮膚。もうこれ以上の優しいピックはないでしょう。皮膚が一番やさしい。ピンとのぼやけた音も指にしか出せないでしょう。ほとんどやらないけどスラップも指だね。ストロークからのやさしいアルペジオなんかも指のがいいね。やっぱ指でいいかな。まあだから要するにイメージした音をちゃんと出せてますかって話だよね。出来ないならピックの力も借りなよ、以上ってことです。
そしてギターの弾き込み具合なんだけど、これはちょっと前までは全然信じてなくて。音楽に陶酔するあまり、耳おかしくなってそういう回答する奴が出てきてるだけだと思ってたんだけど、やっぱりギターは変わりますよね不思議だけど。原理を簡単に言うと、ギターの木が音になじむんだってね。木を構成する分子が音の周波数に合わせた形状に変化するんだって。だからエイジングとかいってギターにいい音ずっときかせたりするって話聞いたとき吹きそうになったけど今ならわかるわ。というのも今使ってる奴の前、本当にギター始めた頃、高校2年生くらい。サクラ楽器かなんかの初心者セットのアコギかったんだよ、8000円の。その頃は何にもわかってないからがしゃがしゃ弾き語り100!みたいな本の曲ずっとやってて、今でも使ったりするんだけど、買った当時に比べて音の伸びが違うし、広がり感みたいなのが増した気がした。んで今のYAMAHAのやつ弾いてて高校生の頃思い出したってことは、間違いなくそうなんだと思う。だからもっと弾いてあげようLJ6、弾いてあげるよ。

それなりに自分の世界観に引き込めたかも

このあざりんの弾き語りで作りたい世界観ってのは、言葉に一番重心を置いていて、ムードを作ってくれるメロディとかリズムを維持しつつも、やっぱり言葉で圧倒したいなっていうのはあって。弾き語りの語り要素を大切にしていますあざりんは。で、今回はギターと歌を極端にアンバランスにしてみた。1/3くらいはアカペラになってたんだけど、非常に自分の引き込みたい色に染まっていたように感じる(自分だけかなあ)。そういった意味で僕の大好きな大森靖子さんや竹原ピストルさん友川かずきさんあたりの、なんていうの憑依型とでもカテゴライズされるのかな?そういう尊敬する人たちのパフォーマンスを存分にパクっていきたいと思う。あと片岡フグリくんもよかったなあ。ああ、役者になりたい。


何よりも褒められると嬉しい

「メロディが繊細できれいだね」「独特の雰囲気があってよかった」
もしかしたらお世辞なのかもしれないし、そこまで良いとは思ってないのかもしれない。けれども、やっぱりそういうふうに言ってもらえると嬉しい。自分と同じように音楽やらなんやらで自己表現、俺ってカッコいいでしょ、かわいいでしょ、もっと見てよ、もっと喜んでよ悲しんでよおこってよお金頂戴よ芸人の同志として、非常に勇気づけられるし、涙が出そうになる。だから僕も思ったことは素直に言うようにするし、それを受け止めてガーッと走ってほしい。まだまだ戦おうぜと。君にはわかるだろうと。まあただね、なんだかこう煮ても焼いても食えないというか、ばしっとこない人っていうのも当然いて、というかむしろ大多数がきっとそれで、音楽やってますって人は。なんだかこう「一緒に戦ってる感じじゃないんすか!?」みたいな気持ちになるの。別に戦うっていうのは体制に向かってとか、社会性のあるものだけじゃなくてというかそれは一部でしかなくて、自分の考える音楽お話を面白いと思われたいとか、モテたいとか、そういうことでよくて、ようは真摯に向き合って、脳汁たらしてぐあああああああってなってものづくりというか、生きてんのかなあっていうことで、そういうのはもう顔見ただけでわかるけどね、わかるわかる。ステージ上の君を見れば、もう言うことなない、ないない。

そして最後に聞いてくれよ見てくれよオナニーのコーナー
来てくださったお客さん(僕呼べなかった)Twitterでリプもらた。

もうね、泣いたわ。総武線で泣いたわぼけ。
もちろん自分はまだまだあまちゃんで、人類のゴミも同然宇宙規模で考えれば存在もしてないも同義と思ってるけれども、それでも自分の作るのものはいいものだと思ってるし、最高にかっこよくて切なくて笑えると思ってるし、天才だと思ってるし、くそイケメンだと思ってて、当然これがオール勘違いっていうこともわかってはいるんだけれども、この勘違いがものづくり、とりわけ芸術には必要不可欠だからとっても愛していて。ただやっぱり言うても自信ないから、認めてるのはまだ自分だけだったように思えてたから、こうやって30分だけのコミュニケーションで、がちっと誰かに何かが伝わったと思うと、ほらああああああやっぱりおれ才能あるじゃあああああああああんって泣きました。このツイート一生大事にする。それだけ。逝った、ふぅ。


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