2015/03/05

【曲紹介】ニヒリズム中毒

久々の曲紹介

これは名曲。
あざりんの曲は8割方名曲なんですけど、これは割とアンセム的な位置づけのシリーズでございます。
何を隠そう、今までのライブ(まだ10回くらい)の全て頭にやっている曲がこのニヒリズム中毒なのですよ、ふふ。

とりあえず歌詞をのせるよ、以下参照。

=======歌詞=======

生きてる意味がわからないから
音楽を聴くよ 一人で聴くよ
生まれてきた意味がないから
音楽を聴くよ 歌を歌うよ

生きてきた過去なんてないから
振り返ると何もないから

それでも死ぬ勇気がないから
音楽を聴くよ 言葉を並べる

生きてきた過去なんてないから
振り返ると何もないから

生きてる意味がわからないから
音楽を聴くよ 死ぬまで一緒にいて

=======歌詞=======


ああ、めっちゃええわあ
めっちゃいい歌やん。もう説明不要なんですけどね。
結構僕、タイトルのフックにしてたり、伏線を回収するような仕様にすることが多いんですけど、これはそのままストレートにニヒリズムに侵された僕を表現していますよね。

生まれてきた意味がないから
音楽を聴くよ 歌を歌うよ

もうアホすぎる。本当くだらないなあと思いつつも、やっぱり虚無主義に襲われているときっていうのは、本気で全力で生きてる意味について考えてしまって、しまいに答えが出なくなって、「解なし」を解としてしまって、絶望してしまうんですよね。
これがニヒリズムのニヒリズムたる所以だと僕は思っておりまして、とても愛おしいキャラクターだと思ってます。
そう、積極的ならいいんだよ、消極的ニヒリズムになってはいけないよねってことなんです。
最後の最後で、ずーっと頼ってきた音楽に、「やっぱりこれからもよろしくね」ってなってるところに、あざりんの消極的ニヒリズムから積極的ニヒリズムへの変貌の兆しを感じますよね。胸熱。

それと、なんでこれを最初に持ってくるかっていうと、なんとなく心が浄化される気がするんですよね、それは理屈で説明できない感覚的なもので、もしかしたらニヒリズムという言葉が持つ空虚さが、ドロドロしたものをデトックスしてくれるのかもしれません。
とにかくこれを歌っとくことで、きれいごともきたないこともつまんないことも、とっても純度の高い状態でパフォーマンスできる気がして、最初に持ってきてます。
ウォーミングアップといったら、目の前の人に失礼なんだけど、自分的にはそういう機能も持ってる曲です。ただ、名曲です。

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